Press "Enter" to skip to content

マーケティングリサーチの活用例

企業が顧客の考えを知るために行われるマーケティングリサーチ。方法はアンケートやインタビューなど様々です。では、得られた情報はどのように活用されるべきなのでしょうか。マーケティングを考える上で基本となる4Pが存在します。製品・価格・流通・宣伝、この4つです。この4Pはそれぞれが影響を及ぼし合うため、4つ全てのバランスを取る必要があります。例えば、価格がとても高い腕時計を、スーパーやコンビニに流通しても売れません。これは価格、商品、流通の面においてバランスがとれていないためです。このバランスを保つために、有効な手段がマーケティングリサーチであり、顧客のニーズに合わせてそれぞれの項目を設定していきます。実際、それぞれの項目において、マーケティングリサーチの活用例を確認していきましょう。

ニーズに合わせた製品と価格決定

リサーチで得られた顧客のニーズをもとに製品開発をしていきます。この際、重要となるのがデザインと機能です。これを顧客のニーズに合わせなければなりません。家電製品を例に挙げると、シンプルなデザインが求められているのに、派手なデザインにしては売れないですし、簡単な操作を求められているのに、便利だけど操作が複雑な機能を付けては顧客にとって、その機能は無駄になります。また、価格設定をする際にも顧客のニーズに合わせることは重要です。特に意識すべきは、どのような顧客が購入するのか。収入が比較的高い人をターゲットにするのであれば、高いから買うという心理を利用した、腕時計やブランドの服によく見られる、威光価格を設定することもできます。このように、顧客のニーズがわかることで、その心理に合わせた価格設定も可能となります。

ニーズに合わせた流通と宣伝とは

流通では、リサーチで得られた情報をもとに、どのような店に商品を置いてもらうかを決定します。リサーチの結果、商品を購入する年代に高齢の方が多ければスーパーに、若い女性や学生が多ければコンビニに置くといったように、購入者が多く集まる店舗に置いてもらう必要があります。また、宣伝でも同様に、購入が見込める層を中心に行うことで、余計な広告や宣伝費をかけずに済みます。特に、比較的若い層であれば、SNSを利用して集客を行うことも可能です。このように、マーケティングの4Pにおいて、全ての項目でニーズにあった決定を行う必要があります。どれか一つでもニーズを無視してしまうと良いマーケティングはできません。そうならないためにも、顧客のニーズを知る、マーケティングリサーチを行うことが大切です。